腰痛防止へ「腰みがき」 日ごろの運動と姿勢が大事
原因を特定できない慢性腰痛症を予防するため、「腰みがき」が提唱されている。歯磨きのように習慣として正しい姿勢の維持と運動をすることを指し、腰痛の治療や防止を図るのが目的。腰痛は、運動機能の衰えから歩行機能が低下する「ロコモティブシンドローム(ロコモ)」の要因の一つと考えられ、ロコモ予防の手段としても腰みがきは有効だという。(森本昌彦) ◆歯磨きのように 腰みがきを推奨しているのは、福島県立医科大学の白土(しらど)修教授(整形外科)。「腰みがきを行うことで腰痛の治療にもなるし、予防にもなる」と話す。「腰みがき」という名称は、歯磨きと同じように、姿勢に気を付けて運動することを、生活習慣として実施することを意味している。 運動による腰痛予防効果は調査でも実証されている。日本整形外科学会など3学会は平成16~17年、慢性腰痛症の患者約200人を2グループに分けて調査。1グループは薬物療法、別のグループは運動療法をそれぞれ8週間続けたところ、痛みの緩和については2グループとも同等の効果を得られた。しかし、体の動きやすさ、生活のしやすさなどの項目については、運動療法の方が効果があった。 ・・・
出典msnニュース20101013http://sankei.jp.msn.com/life/body/101009/bdy1010090759000-n1.htm
毎日続けることがが大切ですね