【はつらつ!元気へ一歩】日本柔道整復師会(4)健康やわら体操-心の鏡みがき(呼吸法)
鏡みがきは心を鏡にたとえて、自らの心に曇りのないように内観してゆったりと大きく呼吸を行う運動です。講道館に伝わる鏡みがきは約束事が多く正確に行うことが難しいため、健康やわら体操では「ゆったり大きく」を、イメージして行ってください。 【方法】足を肩幅に開いて腕を自然に下げた姿勢で立ちます。下げた両腕を体の前で重ねるように挙げていきます。イラスト右側のように手掌を前に向けるようにします。その状態から鏡を磨くように半円を描きながら上方に広げていきます。その際に十分に息を吸います(力み過ぎないように注意)。元に戻るように腕を下げながら息を静かに吐きます。3回から5回を目安に行います。 【効果】呼吸コントロールは主に自律神経が働いて自然に行われています。これが失調すると様々な体のメカニズムに乱れが生じます。鏡みがきは、呼吸を意識して行うことにより自律神経を安定させます。また、肩や首の凝り、疲れにも効果があります。家事や仕事の合間にちょっと深呼吸というような時、トレーニングのウオームアップやクールダウンの時などにもよいと思います。
出典msnニュース20100819
http://sankei.jp.msn.com/life/body/100423/bdy1004230724001-n1.htm
元気が何よりです。